日本における自宅分娩の現状
自宅出産であることを話すと珍しがられるので、統計を調べてみました。
以下は厚生労働省HPより引用しました。
分娩場所割合は1980年代からはだいたい横ばい、自宅出産(分娩)は1000件の出産に対して2件とやはり珍しいようです。
蛇足:自宅分娩は危険?
このグラフを見ると、「自宅・その他」の出産件数の減少に伴い「妊産婦、新生児死亡率」も減少しています。
しかし、死亡率の減少の理由が自宅分娩の減少だけによるものというのは早計。
時代背景を考えると交絡因子(死亡率の減少に影響を与える要因、例えば衛生環境の向上、栄養状態の改善、情報や知識の普及など)が多そうなので、一概には言えません。が、グラフを見るにある程度は「自宅分娩の減少により妊産婦、新生児死亡率が減少した」と言って良いのではないかと思います。
分娩施設別の統計があればより傾向が掴みやすいですねー。探してみます。