シンガポールで自宅出産と育児のあれこれ

日本で3人(うち2人は水中出産)シンガポールで1人自宅出産した記録と日々の子育ての色々を綴ります。

自宅出産を選んだ理由①

自宅出産を選んだ理由《まとめ》を少し詳しく書きました。

病院出産との対比で考えていますが、病院出産(他入院も)をしたことがないので認識にに間違いがあったらごめんなさい。ただ、一般病棟で仕事をしていたことがあるので、いわゆる入院生活がどんなものかは知っているつもりです。

 

 

①入院がめんどくさい(入退院の移動、準備)

旅行に行くだけでも基本的な荷物に加え、「あれもいるかな」「これがあったら便利かも」「でも重たくなるな」と荷物の選別に時間がかかるタイプです。(アロマが炊きたいなーとか。必須ではないけどあるといいなというもの)なので、数日間を快適に過ごすには、と考えて荷物を選別するのって大変。

病院勤務だった時は、入院される方がすごい荷物で来られるので大変だなあと思いながら見ていました。人手がある場合は後から入るものをご家族に持ってきてもらってもいいと思いますが、自分にしか分からなくて「これじゃない!」ということがなくもない。

自宅出産であれば、出産に必要な物品(タオルや古シーツ)を余分に準備する必要はありますが、大抵は家にあるもので事足ります。それを一箇所にまとめておくだけで良いので楽です。普段使っているものもすべて手元にあるので、「あれをもってこればよかった!」ということは皆無です。

 

そして、いざ陣痛という時に病院に連絡して、車に乗って移動、初めての病棟で出産を待つ、というのが私は落ち着けないなぁと思いました。入院するときも、もし一人だったらタクシー?誰かが来てくれるのを待つ?とソワソワしそうです。

特にひとり目の時は初めてのことばかりなので、できるだけリラックスして過ごしたいと思いました。

 

自宅出産の場合は「陣痛かな」と思ったら助産師さんに電話して、連絡を取りつつ、来てもらうのを待つだけ。移動の心配をせずに、普段通りにお家で過ごせば良い。ここだけ切り取ればとっても贅沢な感じがします。

私のお願いした方の場合、基本の出産介助料に分娩が長引いた場合の超過料金の設定はありましたが、心配だから早く来て欲しいという要望にも対応されていました。中には陣痛が長引いて2泊3日かかったこともあったそうです。

 

次回は ②産後も自由に過ごしたい(寝る、起きる、食べる時間など) について書きます。