シンガポールで自宅出産と育児のあれこれ

日本で3人(うち2人は水中出産)シンガポールで1人自宅出産した記録と日々の子育ての色々を綴ります。

自宅出産に向いてる人、向かない人

タイトルをつけておいてなんですが、きっと向かない人は自宅出産が選択肢に入りませんね。

 

じゃあどんな人が向いているか。

  1. 楽観的(心配性でない)
  2. うまく人を頼れる、任せられる
  3. 普段から病院に頼りがちではない

 

1、楽観的

初産では特に色々心配になることも多いかと思いますが、病院では常に誰かに対面で相談にのってもらえるのに対して、自宅出産では訪問時以外は電話かメールで相談することになります。小さな変化が気になって「これは大丈夫?」と気に病んでしまうくらい心配性な方は、常にプロがいる病院(もしくは助産院)出産を選んだほうがいいかもしれません。

 

2、うまく人を頼れる、任せられる

出産直後から家にいるので何かと気になってしまいますが、しっかり休むことも仕事のひとつ。何もかもお任せして、やってもらって療養に専念できないと、自分の体が持ちません。病院のように人材豊富ではない中でも、「私は何もしない!」と固く心に誓うことが大事です。

 

3、普段から病院に頼りがちではない

自宅出産を特徴づけるのは「医療ではないお産」だと思います。同じ条件だった場合、病院で産んだとしても介入としての医療がない場合もありますが、なかなか少ないのではないかと思います。(もしものための点滴ラインの確保や会陰裂傷の縫合など)

もちろん自宅出産であってもその経過によって、結果的に(良い悪いではなく)医療介入があるケースは考えられますが、スタート地点から「医療の中のお産」と捉えているのとでは考え方に隔たりがあります。

風邪や咳や鼻水くらい、「体調の変化」のうちの一つだからよく寝て治そう、と思うのか、「これは医療の手を借りなければ」(診察を受けたり薬を飲んだり)と思うのかは良いバロメーターになると思います。