シンガポールで自宅出産と育児のあれこれ

日本で3人(うち2人は水中出産)シンガポールで1人自宅出産した記録と日々の子育ての色々を綴ります。

病院出産のいいと思うところ

病院で出産したことがないので自宅出産との対比で考えられるものをあげました。

何が医療介入か?自然分娩の定義は?などは長くなるので割愛。

 

①迅速な医療介入が可能

②医療介入をギリギリまで待てる

③衣食住が担保されてる(家族が何もしなくて良い)

④赤ちゃんを預かってもらえる

⑤常にアドバイザー(医療スタッフ)がいる

 

①と②は相反するようにも思えますが、自宅出産の場合、状態が悪く(分娩が遷延している、胎児の心拍が落ち気味)なってくると、病院搬送にかかる時間を逆算して、早めの対応が求められます。自宅では医療介入が必要なギリギリのところまで待っていられません。

 

一方、病院に入れば必要な機材、スタッフは大抵揃っているので、ギリギリのタイミングまで医療介入を待つことができます。(自然分娩と対比しているので通常の分娩における医療介入を想定しています。大病院へ搬送しなければならない事例は想定していません。)

 

③は人によってはけっこう重要です。入院は数日のことなので、全て外部化(ご飯はレトルト、掃除はしない、洗濯もしない)して家にいても同じことですが、それで我慢できるかどうかは別問題。

とは言っても、退院してすぐにお母さんが家事をするのは難しいので、家事のバックアップ体制を整えることはは自宅出産でも病院出産でも必須ですね。

 

④預かってもらって休みたいと思う人にとってはありがたい。(片時も自分の元から離したくない、という人もいる)

 

⑤自宅出産でも私の知る限り入院期間に相当するくらいは産後訪問をしてお母さんと赤ちゃんの様子を見てくれます。もちろん、いつでも電話相談にも乗ってくれるし、必要ならば訪問もしてくれると思います。が、1〜2時間くらいの滞在なので、不安でいっぱいな方には何かあればすぐに対応してもらえる病院の方が安心できるかも。

 

 

自宅出産を選んだ理由《まとめ》

はじめから《まとめ》ですが後々別に詳しく書こうと思います。

 

主な理由は、

 

①入院がめんどくさい(入退院の移動、準備)

②産後も自由に過ごしたい(寝る、起きる、食べる時間など)

③好きなものが食べたい

④子どもの立会いが簡単(子どもを長時間病院で過ごさせるのは面倒を見るのが大変)

 

上記です。それに加えて、一般的に

 

⑤好きな体勢で出産できる

⑥医療介入を少なくできる

⑦静かな環境で出産できる

 

など、自宅出産の特徴として言われることがありますが、

クリニックや病院を選べばそういうことをしていたりするので、

自宅出産固有の特徴ではないかと思います。

 

はじめに

日本で3人、シンガポールで1人、いずれも自宅出産をしました。

私が初めて自宅出産を選んだ時、他の方のブログなどが大変参考になったので

自分の記録も書き記しておこうと思いました。

特にシンガポールでの自宅出産に関しては、日本語で検索する限りヒットが少なかったので、何かの参考になればと思います。 

ここのブログに掲載するのは個人の経験ですので、医学的判断を担保するものではありません。