シンガポールで自宅出産と育児のあれこれ

日本で3人(うち2人は水中出産)シンガポールで1人自宅出産した記録と日々の子育ての色々を綴ります。

2017-01-01から1年間の記事一覧

育児グッズ③モンベルロンパースを紫外線対策に!

夏になるとお出かけに困るのが紫外線対策。 肌に優しい系の日焼け止めは汗で流れてしまうし、塗り直しが大変。 いくら肌に優しくても、塗らないのが一番優しい。 特にシンガポールでは日差しが強いし汗もかくので困ります。 そして見つけたのがこれでした。 …

育児グッズ②おんぶ紐

第一子を出産する少し前から「エルゴベビー」をちらほら見かけるようになり、 今では所持率の高い抱っこ紐になりました。 私も7年前の第一子の時に購入し、もれなく全員、2歳くらいまで大活躍です。 外出先では前抱っこで使っている人をよく見かけますが、…

育児グッズ①バケツ風呂

これ、流行らないかなぁと思います。 すごく便利。(ベビーバスを使ったことがないので比較できないのですが) 第一子の時からもれなく全員使っていますが、ベビーバスとして使わない時も 洗濯物を入れたりおもちゃを入れたり大活躍。 大きさを変えて一人で…

水中出産の利点

イタリア、オーストラリア、アメリカでの研究報告を幾つか読んでみました。 生まれるまでの時間が短くなる 会陰損傷が少ない 痛みが少ない だそうです。 いずれの場合も、医療的な利点が確認されたと結論付けていました。(と言っても同じ研究ないで感性症な…

自宅出産と逆子

今は逆子だと自宅出産の適応外になります。 私は第一子の時、確か32週頃まで逆子でした。 昔はいわゆる産婆さんが逆子を取り上げることもあったそうです。しかし、今のガイドラインでは逆子を自宅出産すること(助産院で管理すること)はできません。 また…

自宅出産〜陣痛がきてからしたこと

回数を重ねるに従って、これをやっておけばよかった、これをやってよかったということまとめました。 まずは出産1か月くらい前に、必要物品全てを一箇所にまとめました。ばらばらだと邪魔になるので、大きめの衣装ケース(蓋つきの)に全部入れたのですが、…

自宅出産の前に読んだ本

WHOの59カ条 お産のケア 実践ガイド お産に関する一通りのことがわかりました 分娩台よ、さようなら―あたりまえに産んで、あたりまえに育てたい 分娩台よ、さようなら―あたりまえに産んで、あたりまえに育てたい 作者: 大野明子 出版社/メーカー: メディカ出…

自宅出産に向いてる人、向かない人

タイトルをつけておいてなんですが、きっと向かない人は自宅出産が選択肢に入りませんね。 じゃあどんな人が向いているか。 楽観的(心配性でない) うまく人を頼れる、任せられる 普段から病院に頼りがちではない 1、楽観的 初産では特に色々心配になるこ…

里帰らない出産の乗り切り方

日本で3人産んだ時はいずれも里帰りせず、また身内のヘルプも頼めない状況でした。 出産年齢の上昇(祖父母の高齢化)や、祖父母が高齢になっても仕事を持っていることを考えると、産前や産後に里帰りをして協力を求めるのが難しくなっていると思われます。…

安全な自宅出産をするには

結論から先に。 日本には「公益社団法人日本助産師会」という組織があります。 公益社団法人日本助産師会 そこに所属している助産師さんを選ぶといいと思います。 公益社団法人日本助産師会 都道府県助産師会一覧 なぜか。 そこが「助産業務ガイドライン」を…

水中出産は危険か

結論から言うと科学的には「とりあえずやめたほうがいい」らしいです。 ざらっと調べただけなのですが、米国産婦人科学会では生まれる前まで(分娩第1期:陣痛中)は利点があるけど、生まれる時(分娩第2期)では安全性や有効性、利点が証明されてない、稀に…

自宅(日本)で水中出産

1人目と2人目は水中出産を希望して叶いましたが、 3人目は水中出産のつもりがあっという間に生まれてきたので お風呂へ向かう余裕がありませんでした。 水中出産はこんな感じでしました。 今日生まれるかな、となったらいつものお掃除に加えてもう一度お…

シンガポールで自宅出産《準備物品》

さあ今からお産かも?という時に準備したものを書きます。 赤ちゃんの衣類、おむつ 自分の衣類、産褥用ショーツ、レッグウォーマー 古シーツ、タオル(羊水や血液で汚れてもいいもの) 防水シーツ(子どものおねしょシーツを転用) バスタオル(赤ちゃん用)…

自宅出産を選んだ理由④

自宅出産を選んだ理由《まとめ》に書いた内容を詳しく記します。 ④子どもの立会いが簡単 これはシンガポールで自宅出産を選んだ最大の理由です。 もともとかかっていたクリニックで、子どもを立ち会わせたいとお願いし、出産する病院に確認してもらいました…

自宅出産を選んだ理由③

自宅出産を選んだ理由《まとめ》に書いた内容を詳しく記します。 ③好きなものが食べたい そして食事。私としてはこだわっているつもりはないですが、多くの入院食と比べると私の普段の食事はちょっと違います。いつも分づき米か玄米ととものすごく具沢山で出…

自宅出産を選んだ理由②

自宅出産を選んだ理由《まとめ》に書いた内容を詳しく記します。 ②産後も自由に過ごしたい(寝る、起きる、食べる時間など) これも自分自身は入院したことがないのですが、病棟勤務をしていたので入院生活がどんなものかはだいたい知っているつもりです。 …

自宅出産を選んだ理由①

自宅出産を選んだ理由《まとめ》を少し詳しく書きました。 病院出産との対比で考えていますが、病院出産(他入院も)をしたことがないので認識にに間違いがあったらごめんなさい。ただ、一般病棟で仕事をしていたことがあるので、いわゆる入院生活がどんなも…

シンガポールで自宅出産《経時記録》

深夜 お腹がよく張る 朝 間隔不規則、腰のあたりが痛い ご飯を炊く、お布団を敷く、赤ちゃんの洋服を準備する、 バランスボールを膨らます、カメラ、アロマの準備、など出産の用意 12:00 仮眠、痛みの間隔は不規則なまま 14:00 もともと入れていた…

シンガポールで自宅出産《費用》

こちらで出産をして身にしみたのは日本の検診助成や出産一時金のありがたみです。 ちなみに日本で3人自宅出産しましたが、基本的には一時金でまかなえました。 シンガポールで自宅出産するといくらかかるのか、詳細な金額ではありませんが目安をざっと計算…

シンガポールで自宅出産《ドゥーラを依頼》

自宅出産をしてくれる主治医に勧められたドゥーラをお願いすることにしました。 Dr.Laiによると「助産師ではないが、出産前後サポートを専門としている」ということでした。 紹介されたのは「Four Trimesters」数人のドゥーラが所属しているようです。 当時…

シンガポールで自宅出産《クリニック》

もともとシンガポールでは病院出産かな、と思っていたのではじめは日系のクリニックにかかっていました。ローカルのクリニックにかからなかった理由はただ一つで「英語力が不安」だったからです。 私の英語力では日常生活はなんとかなるものの、医療に関する…

シンガポールの出産事情

日本では特別な事情がない限り、妊婦検診を受けた病院やクリニックで出産することになると思います。 現在、シンガポールでは出産の集約化が進んでおり、妊婦検診はクリニック(無病床)受け、出産設備を持つ大病院に入院して出産するのが一般的です。クリニ…

自宅出産は危険なのか

これについては一番最初に自宅出産をしようと思った時にネットや本でたくさん調べました。 本来は「自宅出産が安全か危険か」の判断は科学的な結論だけで論じるべきなんでしょうが、「危険だから選択しない」かどうかは、主観や個人の事情もあるので一概には…

日本における自宅分娩の現状

自宅出産であることを話すと珍しがられるので、統計を調べてみました。 以下は厚生労働省HPより引用しました。 分娩場所割合は1980年代からはだいたい横ばい、自宅出産(分娩)は1000件の出産に対して2件とやはり珍しいようです。 蛇足:自宅分娩は…

病院出産のいいと思うところ

病院で出産したことがないので自宅出産との対比で考えられるものをあげました。 何が医療介入か?自然分娩の定義は?などは長くなるので割愛。 ①迅速な医療介入が可能 ②医療介入をギリギリまで待てる ③衣食住が担保されてる(家族が何もしなくて良い) ④赤ち…

自宅出産を選んだ理由《まとめ》

はじめから《まとめ》ですが後々別に詳しく書こうと思います。 主な理由は、 ①入院がめんどくさい(入退院の移動、準備) ②産後も自由に過ごしたい(寝る、起きる、食べる時間など) ③好きなものが食べたい ④子どもの立会いが簡単(子どもを長時間病院で過ご…

はじめに

日本で3人、シンガポールで1人、いずれも自宅出産をしました。 私が初めて自宅出産を選んだ時、他の方のブログなどが大変参考になったので 自分の記録も書き記しておこうと思いました。 特にシンガポールでの自宅出産に関しては、日本語で検索する限りヒッ…